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知っているのにやっていないシリーズ”呼吸法”

ここ最近、ヨガを始めた。 きっかけはソフトボール。 ゴロを処理する際、体が硬く曲がらない。 見えているボールが取れないのだ。 これは悔しい。 私は子供のころから体が硬かった。 最近ではさらに硬化。 筋力も必要だが、やはり柔軟性も必要になってくる。 ヨガをはじめて良かったと思うのは “呼吸の効果を実感した” ということ。 ゆっくり吸ってゆっくり吐く。 こういった呼吸が “精神状態にいい” ということは、はるか昔から知っていた。 しかし、どうだろう? それをきちんと実行していなかった。 本当にもったいないことをしていたと思う。 ヨガでは運動前と運動後にゆっくり呼吸して瞑想する。 体が柔らかくなる以上の効果を感じる。 ブログや本で “知っているのにやっていない” といった話をよくする。 呼吸法もその一つだと痛感した。 仕事の合間にゆっくり呼吸してみる。 やり方は自分の心地いい方法でいい。 間違いなくメリットを感じられますよ。

 

まずは相手の欲求を満たすことを考える

クレーム処理のポイントはお客様に “思う存分吐き出してもらう” ことが大切になってくる。 最初は激怒していたお客様も “2回3回と同じ話” をしているうちに落ち着いてくるもの。 最後には 「今度から気をつけてくださいね」 と自ら解決させてしまうこともある。 やはりお客様のフラストレーションを思う存分吐き出してもらうのが一番だ。 先日、他業界からインタビューして頂いた時のこと。 取材に来た人は私が独立したことに関して 「ずいぶんとご苦労されたのでしょう?」 といった感じで聞いてくる。 もちろん苦労もあるが、充実しており楽しいことの方がはるかに多い。 そのように話しても納得しない感じ。 事あるごとに 「やはり自分でやっていくのは大変なんですよね?」 と聞いてくるのだ。 ここは相手の欲求にこたえるために 「そうですね、苦労もあり大変なことも多いですよ」 と回答した。 それからはしつこく苦労について聞いてこなくなった。 しつこい質問には同調するのも一つの手だと感じた。 相手が聞きたいことを話してあげる。 また相手が言いたいことを話させてあげる。 相手の欲求を満たせばこちらの話もじっくり聞いてもらえるものです。

 

敗戦した時、お客様の悪口を言っていないか?

昨日のブログでは 「思わず「役立たない」と負け惜しみを言っていないか?」 といった話をした。 これはお客様との商談でも言える。 ダメ営業マン時代のこと。 商談しているお客様から 「今回はA社に決めました。申し訳ございません」 と言われたとする。 こういった場合、必ず 「あのお客様はいちいち細かいからなぁ。決まらなくてよかった」 などと言っていた。 これは明らかな負け惜しみであり、非常にカッコ悪いこと。 これでは何も学べないし、次にも活かせない。 本当にバカなことをしていたと思う。 お客様から断れたのなら 「今回のお客様は全力を尽くしたが、今の自分の実力では歯が立たなかった」 と言った方がよかった。 このようにすれば敗戦経験から学ぶことが多くなる。 実際口に出すは別として、できる営業マンは敗戦した時、 「あの客変人だからなぁ。よかったよ」 などと言ったりしないのだ。 契約になるのが一番いいが、敗戦からも学ぶことは非常に多い。 負け惜しみを言うのではなく素直に自分の力を認める。 そうできる人だけ成長できます。

 

思わず「役立たない」と負け惜しみを言っていないか?

以前、ソフトで強いチームと対戦した時のこと。 ピッチャーは国体の候補選手。 歳も若く凄いボールを投げてくる。 バットを短く持って何とか当てようとしたが無理。 頭の高さほどのボール球を振って三振した。 その時、思わず 「手も足も出ないよ」 とぼやいたものだ。 対戦型のスポーツをしていてコテンパンに負けた時 「いやぁ〜今日の相手は強すぎて手も足も出なかったよ」 といった言い方をするだろう。 しかし、難しい本を読んだ時はどうだろうか? 3ページほど読んで 《この本は私のレベルで到底理解できない》 と思ったとする。 そんな時、 「この本は机上の空論ばかりで役に立たない」 などと言っていないだろうか? 私は過去に何度か言ってしまったことがある。 本当は難しくても手も足も出ない。 にもかかわらず、カッコつけて 「理論より実践を重視したほうがいい」 などと言ってしまった。 なんともカッコ悪いことだ。 これからは難しくて理解できないのなら 「これ役に立つが今の私には手も足も出ない」 と素直に言いたい。 へんにカッコつけないように注意したいと思います。

 

”プロっぽい意見を言おう”という思考は危険

最近映画をよく見るようになった。 アマゾンで見るとそこにはたくさんの “レビュー” が掲載されている。 そこにはさまざまな意見があるものだ。 ある映画を見て 《これは素晴らしい内容だ!今までで一番かもしれない》 と感動したもことがあった。 なにげなくレビューを見ると “先が読めてつまらない陳腐な内容。見る価値もない” といった内容を書いている人がいた。 さらには 《ここまでひねくれる必要はないのでは》 と思うほど捻じ曲がった意見を掲載する人も。 いろいろな意見があって当然なのだが、 《なんかさびしい人だな》 と思ってしまう。 かと思うと 《ここまで絶賛するのか!》 と褒めまくる人も。 実際、この人に会ったことはないが 《きっと幸せな人なんだろうな》 といった感じがする。 どんな映画でも良い点も悪い点もある。 やはり良い点にフォーカスしたほうがいい。 もし嫌なら途中で見るのをやめればいいだけ。 私自身も何かに詳しくなると 《ちょっとプロっぽいことを言ってやろう》 と思いがちになる。 こういった時どうしてもちょっと欠点を指摘しようとしてしまう。 そんなことをしても何も楽しくないし、非常に危険な行為である。 そうならないように十分注したいと思います。

 

他人と”過去の自分”の比較はしない方がいい

本を読んでいると、よく “他人と比較してはならない” といった言葉が出てくる。 隣の芝青く見えるというように、他人を見て 《俺もああだったらなぁ》 と羨んだりする。 誰しも経験があるだろう。 “他人と比較してはならない” ということはほとんどの人が知っている。 実行できるかは別として。 しかし、 “過去の自分と比較してはならない” ということを知っている人はどれほどいるだろうか? 友人と話していると 「高校の時は良かったよねぇ」 といった話が出てくる。 もしくは 「あのころは体力もあって朝まで平気で飲めたものだ」 などと言ったりする。 私自身も若いころの自分と比較すれば 《今は歳も取ったし、体力も落ちたなぁ》 と思ってしまう。 過去の自分はどうひっくり返しても取り戻せない。 この比較ほどバカらしいことはないのだ。 他人と比較して嫌な気分になるより “過去の自分との比較” に注意する。 私も出来る限り気をつけたいと思います。

 

新しい世界にすぐになじむ人、孤立する人

住宅営業は転職組も多い。 いろいろな職種から入ってくる。 ある時、30代のAさんが転職で入社してきた。 Aさんは以前、工務店に勤務しており “住宅営業経験者” だった。 Aさんは自分のスタイルを突き通すタイプ。 しかも朝と帰りの挨拶くらいしか話をしない。 あとは黙々と仕事をしていた。 私達も仲よくしようとしたが 《何か話しかけにくい》 と思ってしまい、なかなか距離が縮まなかった。 また現場監督や設計とよくぶつかる。 電話では強い口調で文句を言っていた。 Aさんはある程度結果は出したものの孤立した。 結果的には短い期間で会社を去ることになった。 その後、Bさんが入社した。 Bさんは40代でしかも住宅営業未経験。 誰もが 《扱いづらそうな人が入ったな》 という印象を持っていた。 しかし、Bさんは未経験なため、私たちに 「この場合どうするの?」 と毎日のように質問してきた。 それがいいコミュニケーションとなりすぐに仲良くなった。 その後も仲間として一緒に頑張った。 ザイアンスの法則で接触頻度の高い人の方が仲良くなるもの。 新しい世界に飛び込んだらとにかく接触頻度を高めてみる。 結果を出すことも大切ですが、まずは仲良くなることを優先させましょう。

 

ランナーズハイはいいがトーキングハイになってはならない

昨日のブログでは 「体を動かす、鍛える時間は無駄な時間ではない」 といった話をした。 やはりどんな仕事も体が資本。 営業職ではとくに影響力が大きい。 体を動かす習慣は非常に大切だ。 先日、ジョギングしている友人が 「5キロを過ぎると気持ちよくなってくる」 と話していた。 いわゆる “ランナーズハイ” といったもの。 これはかなり気持ちの良いことらしく一度味わうとやめられないという。 私は一度も味わったことがないが。 ランナーズハイはいいが、 “トーキングハイ” はいただけない。 あなたのまわりにも話し出すと止まらない人がいるだろう。 先日、ある集まりでのこと。 4人テーブルで座って話をしていた。 すべて初対面だった。 その中のAさんが初めからエンジン全開だった。 地元ネタから入り、高校中学と遡っていく。 まったく知らない人の中学時代の武勇伝を聞き続けるのはしんどい。 他の3人が 《もうお腹いっぱいだ》 というサインを出しても止まらなかった。 本人は気持ちよさそうだったが、聞かされる方はたまらない。 ランナーズハイはいいがトーキングハイになってはならない。 もちろん営業マンなら間違いなく嫌われる。 まわりの人の反応を見ながら会話を楽しみましょう。

 

体を動かす、鍛える時間は無駄な時間ではない

最近、知り合いや身近で “体を鍛えている人” が増えている。 筋肉をつけたり、ジョギングしたりと。 こういった人は見た目が若々しい。 いきいき仕事をしている感じ。 仕事もうまく行っている。 こういった方たちに話を聞くと 「運動するようになってから体も仕事も調子がいい」 といったことを言う。 やはり体が資本であり、自信の源になる。 鍛えているほどではないが、これは私も実感している。 ソフトのシーズンがスタートし体が出来上がってくると 《よっし!やるぞぉ》 といった気持が湧きあがってくる。 仕事へ前向きになるものだ。 ソフトボールも今週末でシーズンオフに。 試合数も少なくなり、今月あたりから体脂肪率も上がっている。 こうなると 《なんか気持ちがのってこない》 という日が多くなる。 つくづく “体と心は繋がっている” と感じる。 体を動かす、鍛える時間は無駄な時間ではない。 シーズンオフもいろいろ考えて体を動かしたいと思います。

 

約束の日が近づいたら “日程、時間、場所”を確認する

私自身、いろいろな約束をする。 仕事はからプライベートの飲み会などなど。 その中で “明日よろしくお願いします!” 確認メールを送ってくれる人は意外なほど少ない。 私は群馬県に住んでいるということもあり、必ずアポ確認する。 以前、東京に行ったら 「あれ?今日でしたか?」 と言われ、そのまま帰ったこともある。 これはきつかった。 その教訓から必ず実行している。 アポ確認する人も少ないのだが、さらに 「11月30日の10時に○○にてよろしくお願いします」 と時間と場所を伝えてくれる人もいる。 こうした人は会う前から 《この人は信頼できそうだ》 という印象を持つ。 お客様とのやり取りでは “クロージングレター” でアポ確認していた。 「土曜日13時15分から高崎展示場にてお待ちしております」 と書いておく。 これでドタキャンがずいぶんと減ったものだった。 仕事でもプライベートでも “日程、時間、場所” を確認する。 それだけでもかなりプラスの印象を持ってもらえます。

 

企画のメリットを理解してうまくお客様に伝える

ダメ営業マン時代のこと。 会社のキャンペーンを見て 《またこの企画かぁ》 とうんざりしていた。 新しい企画だとしても 「こんなのうまく行くわけがない」 とやる前から否定的。 これではうまく行くはずもない。 確かにキャンペーンや新企画は “会社都合” が多く、お客様の為に考えらたれものではなかった。 だとしてもお客様にはメリットはある。 その内容をよく理解した上で “お客様にどう得なのか?” ということをしっかり伝えることはできた。 トップ営業マン時代はこういった会社都合の企画も前向きにとらえた。 まずはお客様に 「今度○○といった企画があります。Aさんにとってこの部分が得です」 といった内容の前フリの手紙を送っていた。 その後、会社からDMが届く。 それを見たお客様から 「詳しく話を聞いてもいいですか?」 と連絡があったりした。 どんなキャンペーンや企画も必ずメリットはある。 その部分をよく理解してうまくお客様に伝えましょう。

 

せっかくの契約のチャンスを潰した一言

あるお客様と商談していた時のこと。 話は順調に進んでいた。 競合がいる感じがない。 《信頼関係も出来ているしこのまま決まるな》 と思っていた。 そんな時、お客様が 「菊原さんとしか話を進めていないのですが、他も検討したほうがいいですか?」 と質問してきた。 私は思わず 「普通の方は3、4社検討しますね」 と言ってしまった。 決して競合を増やしたくて言ったわけではない。 お客様に対して 「他のお客様と違ってそのくらい信頼関係が出来ているのですよ」 と言いたかった。 その後、競合が入る。 その中には見積を出さずに月末までひっぱる会社も。 はじめのうちは 「いろいろ検討しますが菊原さんに決めますよ」 と言われていた。 しかし、時間が経つとアポも取れなくなる。 お客様は迷ってしまい “月末特別値引き” で他社に決めてしまったのだ。 結局、墓穴を掘る結果になった。 敗戦して 《なぜあの時あんなことを言ってしまったのか・・・》 と心底後悔してものだった。 余計な一言でチャンスを逃すことがある。 こういった墓穴を掘る一言を食わないように注意しましょう。

 

第三者からの意見は思わず信じてしまうもの

知人の紹介で “ちょっと怪しい感じの人” とお会いすることになった。 どうも気が進まなかったが、流れでそうなってしまった。 その人は “人と人との仲介” のような仕事をしている。 とりあえず話を聞くことにした。 話を聞いたが 《私には必要ないなぁ》 と思っていた。 その表情を読み取ったのか、その人は 「Aさんからも高評価を受けていまして」 と言ってきた。 その瞬間だけ、 《もう少し検討しようかな》 という気持ちになった。 その人とAさんの関係は分からない。 にもかかわらず、その一言で思わず信じてしまったのだ。 結局は話には乗らなかったが、勉強になった。 これはトーク設計図の中の 「先ほどのお客様から○○といっていましたが」 というトークと共通している。 第三者からの意見には信憑性がある。 そう痛感した出来事でした。

 

自分で選ぶと発想の枠の外に出られない

私は最近、人に会うと 「何かおススメの本はありますか?」 と質問するようにしている。 この質問は効果的。 いい情報も入るし、その人の思考も分かる。 ここ最近では一番ハマっている質問。 家の本棚を見ると似たような本がズラッと並んでいる。 本を選ぶ際、どうしても 《仕事か営業で役立つもの》 といった基準で選んでしまう。 これでは同じような本になるもの当然だ。 映画もそう。 最近よく映画を見るようになった。 自分で選ぶと似たようなアクションものになってしまう。 なかなか別ジャンルに踏み込めないのだ。 自分で選択すると発想の枠の外に出られない。 その点、人に聞くと 《そんなものがあったのか!》 と驚くことが多い。 本などは 《それはちょっと抵抗があるな》 というものを紹介されることも。 それを買って読んで 《うあぁ〜これは読めないなぁ》 というケースもある。 そうだとしても脳への刺激になるものだ。 また、別世界に踏み込むと “何とも言えないワクワク” を感じられる。 これは非常に楽しい。 人と会ったらお勧めの本や映画を聞いてみる。 意外な発見がありますよ。

 

脳は長く考えている情報を”重要”と判断する

個人コンサルティングや通信講座の質問で 「嫌いな人がいて、気になって仕方がありません」 といった感じの悩み相談を頂く。 身の回りに好きな人ばかりならいい。 しかし、そういった人は少ない。 一人くらいは “この人とはどうも合わない” といった人がいるだろう。 そういった人とはどう付き合っていけばいいのか? 以前、知人から “巨人はアンチファンで成り立っている” といった話を聞いた。 基本的に巨人ファンもアンチ巨人ファンも “巨人に興味がある” ということは変わらない。 たしかにアンチの人は巨人のことに以上に詳しかったりする。 アンチの人が結果的に売り上げに貢献しているのという。 ソフトバンクにはまだアンチの人は少ない。 私の身のまわりには。 ソフトバンクも強くなったのでアンチも増えていくだろう。 脳は嫌いも好きも関係ない。 どんなこともそれを1つの情報と捉える。 要するに考えている時間が長い方を “重要な情報なんだろう” と判断する。 ということは嫌いな人のことを考えれば考えるほど脳は “この人は重要な人なんだ” と判断してしまう。 だからこそ気になって仕方がなくなるのだ。 好きの反対は嫌いではなく無関心。 嫌いな人のことを考える時間を減らし、好きな人のことを考えるようにしましょう。

 

事務処理の時間を減らし情報収集に時間をかける

営業マンの行動データを見せて頂いた時のこと。 今はデータ管理社会。 営業マンとしてこれが幸せかどうかは分からないが、 《ここまで管理できるのか!》 と驚くばかりである。 トップ営業マンとダメ営業マンの違いを比較した。 はじめは 《ダメ営業マンはサボっているから休憩時間が長いだろう》 などと思っていた。 しかし、そうではない。 昔のダメ営業マンと違い、今の人はサボったりしていない。 GPSで管理されていればそれも難しいだろう。 ダメ営業マンは “事務処理の時間が長い” という傾向がある。 営業につながらない行為の時間が長い。 意識的な人もいれば、無意識に 《ゆっくりやろう》 と思ってしまう。 サボっているという感覚はなくても、時間は過ぎていく。 逆にトップ営業マンは事務処理の時間が短く、そのかわりに “情報収集、勉強時間” は長く取っている。 だからこそお客様にいい情報を提供できるのだ。 “事務処理の時間” を減らし “情報収集に時間をかける” というように変えていけば結果は違ってくるはず。 《最近、調子が出ない》 という方はぜひ時間の配分を見直してみてください。

 

”自分と部下の喜びは違う”ということを知る

ある会社で研修をさせて頂いた時のこと。 この会は参加者を限定して “リーダー研修” をした。 ここでは ・目標達成の方法 ・時間の使い方 ・部下とのコミュニケーション についての内容を中心に進めた。 そこにはチームを上手くまとめているAさんが参加していた。 せっかくなのでAさんにも話をしてもらうことに。 Aさんは気乗りしていなかったようだが、 「じゃあ少しだけ」 と了承してくれた。 Aさんはチームをまとめる秘訣として 「自分と部下の喜びは違います。それに気がついた時うまくまわるようになりました」 と言っていた。 この言葉は深い。 Aさんもリーダーになりたては 《なんとか力を合わせて営業所の目標を達成しよう》 と頑張っていた。 しかし、どうしても何人かは足を引っ張る。 そういった部下を励ましたり、叱ったりして目標の為に頑張らせていた。 これがうまく行かず辞めた営業マンもいるという。 そのイタイ経験を教訓に 《ひとそれぞれ目標は違うんだ》 と思うようになった。 それからは一人一人を見るようになったからは、ずいぶんと変わったという。 やはりチームを上手くまわしている人は本質をつかんでいるものだ。 一人一人考え方や目標は違うもの。 チーム全体の目標+個々の目標も考えるようにする。 部下がいる方はぜひ参考にしてください。

 

信念を書き出すとモチベーションが上がる

研修でのこと。 最近では営業レターの研修で “自己紹介文” を作成しなくなった。 しかし、そこの会社では 「ぜひ自己紹介文をつくって欲しい」 とのことで取り組むことにした。 自己紹介文はまず “自己開示のパーツ” から考えていく。 まず自己開示することで、お客様に 《この営業マンはこんな人なんだ》 と安心感を持っていただく。 その次のステップは “信念を伝えるパーツ” になる。 ここのパーツには ・なぜこの商品を扱うようになったか? ・どうして営業の世界に入ったのか? といった信念や動機を考える。 そして最後のステップは実績になる。 数でも経験年数でもいいし、お客様の声でもいい。 とにかく今ある実績を伝える。 これでお客様も安心する。 この研修で一人の営業マンが 「自分の信念を書き出したらなんか気持ちが上がりました」 と言ってきた。 これは非常にいいこと。 “何のためにやっているか” が明確になると営業へのモチベーションが上がる。 自己紹介文をまだ一度も作成していない方はぜひ一度チャレンジしてみてください。

 

いい結果に心から喜べる人だけ長く活躍できる

トップ営業マンの先輩と同じ営業所になった時のこと。 先輩はほぼ毎月契約を取る。 その時は勝手に 《いつも契約を取っているんだから、契約しても大して喜ばないんだろう》 と思っていた。 先輩はあるお客様との契約が決まった時 「よっし、やったぞ!この契約欲しかったんだ!」 と心から喜んでいた。 その時は 《今月2棟目だし、そんなに喜ばなくても》 と思った。 この契約だけではない。 別の契約が決まった時も本当に嬉しそう。 それは私達ダメ営業マン以上だった。 だからこそ高いモチベーションを保てたのだと思う。 プロ野球の選手のインタビューで 「内安打でも本当に嬉しいですよ」 と言っていたことがあった。 この選手は首位打者や最多安打を取っている。 にもかかわらず心底喜ぶと言う。 “いい結果に喜ぶ” これが好成績を残す秘訣なんだと思う。 契約を取っても 《あぁ、こんな安い金額の契約かぁ》 と考える営業マンがいたとする。 こういった営業マンが長く活躍するのは難しい。 契約はもちろん、どんな些細な良い事でも喜ぶ。 そういった人が長く活躍し続けるものです。

 

確実に成長する人は予習、復習をしている

過去のブログかメルマガにて “復習をしている人は上達が早い” といった感じの話をした。 やりっぱなしではなくキチンと復習することが大切になってくる。 これは習い事でも同じ。 上達が早い人、一気に成長する人は “予習、復習” を欠かさない。 まずは習い事の前に “今日やる内容について調べておこう” と勉強する。 そして、終わった後 “今日の内容を忘れないうちにやっておく” とすぐに復習する。 これを繰り返しているからすぐに上達するのだ。 一方、他の人はその場だけ。 これではどんどん差がつくのは当たり前のこと。 お客様との接客前、商談前に 《今日の活動について調べておこう》 と予習している人がどれだけいるだろうか? いたとしても非常に少ないはず。 またその後、復習する人もほぼいない。 ということはそれを実行できれば一気に “その大勢から抜け出す” 可能性が出てくる。 予習、復習はやるかやらないかの問題。 私自身も次の習い事で予習、復習を必ずしたいと思います。

 

クレーム処理の一番の解決はじっくり話を聞くこと

駅の喫茶店で人を待っていた時のこと。 時間までパソコンで仕事をしていた。 すると隣から話し声が聞こえている。 二人だったが、一人は営業マンで一人はお客様のようだ。 どうやら “なんらかのクレーム” のようだった。 お客様はだんだんとエキサイトしてくる。 こうなると仕事どころではない。 《どういう展開になるのか?》 と聞き耳を立てていた。 お客様は同じような話を繰り返していた。 営業マンはただそれをじっくり聞いている。 そのうちにだんだんとトーンが下がる。 最後にはお客様が勝手に 「今回はもういいですから次は気をつけてください」 と解決させていたのだ。 この営業マン実に見事だった。 隣で聞いていて 《そこは言い訳したいな》 という場面がいくつもあった。 しかし、その営業マンは絶対に口を挟まない。 言い訳一つしなかった。 それどころか 「他にもありませんでしょうか?」 とさらにクレームを引き出すことを言っていた。 お客様出し切ったこともあり、スッキリした顔をしていた。 クレーム処理の一番の解決はじっくり話を聞くこと。 それを再確認した。 本当に素晴らしい営業マンの方でした。

 

その先の結果をイメージして行動する

久しぶりに友人と会った時のこと。 彼はヘビースモーカーだった。 しかし、ここ最近禁煙に成功したという。 その理由を聞くと 「娘に”タバコ臭くなくなったね”と言われたいから」 と言っていた。 “達成した先の結果” を強く思うことで禁煙に成功したのだ。 これは営業でも言える。 例えば上司から 「一日10件、テレアポをするように」 と言われたとする。 今のお客様は電話に出てくれない。 仮に出てくれたとしてもロクに話もしてくれないだろう。 2、3日は何とかできるかもしれないが、すぐに 《こんなことやっていて何の意味があるんだ?》 と思うようになる。 単純にリストを見て電話したのではなかなかうまく行かない。 そうではなくその先の結果を意識する。 “お客様に電話してアポを取る” だけでなく、 “いい情報を届けて喜んでもらう” もしくは “素晴らしい家を建てて感謝してもらう” という先の結果をイメージする。 電話を進めているわけではないが、こう考えるだけでも 《頑張って10件電話しよう》 と思うようになるもの。 その先の結果をイメージして行動してみてください。

 

不測の事態に陥った時こそ冷静になる

先月、飛行機で研修に向かっていた時のこと。 CAさんが突然 「お客様の中で医療関係の方はいらっしゃいますか?」 と聞いてきた。 その慌てぶりから 《急病の人が出たんだな》 とすぐに分かった。 それも軽度ではない感じだ。 運よく看護師の方がいて救助をしていた。 緊急を要するため関西空港に緊急着陸することに。 そのアナウンスが流れた時、 《研修時間に遅れたらどうしよう》 と思いながらも、 《こればっかりは仕方がない》 と思っていた。 この時、他の人の反応はまちまちだった。 多く人が 「勘弁してくれ」 といった言葉を漏していた。 観光客の人もそうだし、仕事がある人は 「どうしてくれるんだ!」 CSさんに文句を言っている人もいた。 気持ちは分からないでもないが。 そんな中、隣の方はカバンから本を取り出し “悠然と” 本を読んでいた。 スーツを着ており、おそらく仕事もあるのだろう。 にもかかわらず微塵も慌てたそぶりが無かった。 本当に素晴らしい方だと感じた。 何か不測の事態に陥った時、 “いつも以上に冷静でいられる人” になりたい。 そう痛感した出来事でした。

 

トップ営業マンは”地味で基本的な活動”を続けている

昨日のブログでは 「百も承知な内容を改めて復習してみる」 という話をした。 基本は大切だがそれを繰り返し学べる人は少ない。 多くの人は基本的な内容を知った時 《あぁ、またこれかぁ》 と言ってため息をつく。 人によっては 「それ知っているよ」 と口に出する人もいる。 本であれば読むのをやめ、人の話であれば聞く耳を持たなくなる。 そして 《もっと他に早く結果が出る何かがあるはずだ》 と別のものを探し求めてしまう。 地味で基本的な作業を続けるのは非常に難しいのだ。 私自身も出来ているわけではない。 新しい本を買っては読みかじり、また他の本を探す。 これでは表面的なことしか身につかない。 営業活動も “地味で基本的な活動” は非常に重要になってくる。 トップ営業マンはそれを地道に続け、ダメ営業マンは 《他に即効性のあることがないかなぁ》 と目移りして実行しない。 これが大きな差になってくるのだ。 新しいノウハウに興味を持つのは悪い事ではない。 それと同時に地味で基本的な活動をコツコツ続けるようにしましょう。

 

百も承知な内容を改めて復習してみる

私は研修などで移動が多い。 その時間を利用して音声を聞いたり、本を読んだりする。 移動中の勉強は営業マン時代から続けていること。 この際、いろいろなジャンルの本を読む。 時には “歴史もの” などの普段読まないものを読んだりする。 こういった本を読むことで脳の刺激になる。 ちょっと前に、本棚から “基本の基本” のような本を見つけた。 この本をぱらっとめくると “成功するまで続けよ” といったことが書いてある。 《さすがにこの手の本はもういいだろう》 と思いながらもカバンに入れた。 移動中、この本を読んでみると 《理解していたつもりだけど出来ていないなぁ》 という項目がいくつも出てきた。 読んでみて非常に役立ったのだ。 難しい本を読むのもいいが基本をおさえることも必要。 これは営業でも言える。 テクニックに走り過ぎで “基本の基本” を忘れていたりする。 《もうそんなことは百も承知だ》 という内容を復習してみる。 意外な発見があると思います。

 

些細な行為から潮目が変わることもある

営業では “1つのミスから流れが変わる” といったことがある。 契約も取れ、商談も十分にある。 いい状態の時に限って “手痛いクレーム” が発生したりする。 このクレームが足を引っ張る。 原因を考えれば “些細なこと” だったりする。 そんな微細なことで、潮目が変わってしまうのだ。 これは逆も言える。 契約もしばらくなく、しかも見込み客もほぼいない。 こんな最悪の状態でも “たった1つの良いこと” で流れが変わることがある。 誰かに対して良い事をする。 直接的に仕事に結びつくこともあるし、 “時間差でいいこと” が起こることもある。 まったく別のところからやってくることも。 とにかく1つの些細な行為から “いい流れに変わる” こともあるのだ。 いつでも潮目は変わるもの。 良い時も悪い時もいい流れを呼び込むようにしましょう。

 

同じ話を聞いても捉え方で180度結果が違ってくる

有名経営者の講演会に参加した時のこと。 講演は素晴らしく90分があっという間に感じた。 聞きながら 《あんな感じで話が出来ればなぁ》 と羨ましく思った。 話の組み立ても素晴らしいが、内容はもっと素晴らしい。 手帳にたくさんメモをして忘れないようにした。 その中で “毎日り時間の使い方について” の話があった。 簡単に言えば “朝早く起きて無駄なく仕事をする” といったこと。 私自身も朝型なのでこの話には非常に共感した。 しかし、近くにいた男性が 「あんなの無理ですし、再現性がありませんね」 と言っていた。 夜型の人からすればかなり難しいことに感じるのだろう。 また逆隣りの男性も夜型。 しかし、否定的に捉えるのではなく 「きつそうだけど、できる部分もある」 と言っていた。 そう考えた方が建設的だ。 異次元に結果を出している人の話を聞いて 「そりゃ無理だよ」 とはき捨てるのではなく、 「できる部分もあるぞ」 と思うようにする。 そう考えられ人だけ結果を出せると思います。

 

ちょっとした情報で判断しないようにする

ある著者のこと。 私と同じ出版社で本を出している方。 何かのきっかけで知ったのだが、 《なんか好きではない》 といった印象を持った。 FBなどでは “どうだ、成功しているだろう!” と言わんばかりの写真を載せている。 脂ぎっていて、いけ好かないと思っていたのだ。 その後、たまたまお会いする機会があった。 実際会ってみると、ぜんぜんそんな感じではない。 むしろ爽やかで感じがいいし、謙虚でもある。 3分話しただけで 《何で今まで嫌っていたのだろう》 と後悔した。 過去に何度となく “勝手な印象で嫌うのはもったいない” といった話をしてきた。 にもかかわらず、同じ過ちをしてしまった。 こういったことはやはり “知っていてもやれていない” というケースが多い。 これからも十分注意をする必要がある。 もちろんその逆もあり 《実際会ってみたら感じが悪かった》 という人もいるが。 しかし、そういった人は少ないものだ。 ちょっとした情報で 《この人嫌い》 と思わないようにする。 これからも十分注意したいと思います。

 

“付和雷同”ではなく 主体性のある目標を持つ

娘の国語の問題を見ていた時のこと。 そこには “付和雷同” について書かれていた。 付和雷同とは “自分にしっかりとした考えがなく、他人の言動にすぐ同調 する” ということ。 しっかりとした目的がないから人に流されてしまうという。 今の小学生の問題は難しいテーマを取り上げる。 これは大人でも言える。 住宅営業マン時代、 “年間二桁の契約を取る” という目標を持っていた。 当時は年間3〜4棟。 それからすると二桁というのは果てしなく遠いゴールに感じた。 営業マンとして数字の目標を持つのはいいこと。 しかし、会社から 「利益率を上げるように」 と言われれば、すぐに “利益率○%以上を目指す” と目標を変える。 臨機応変といえば聞こえがいいが、何と言っても主体性がない。 人から言われてコロッと変わる目標ではモチベーションは上がらないものだ。 誰かに何を言われようが “私はこうしたい!” という目標を持つ。 付和雷同ではなく主体性のある目標を持つようにしましょう。

 

”字を見て他社に声をかけた”という例もある

実家でのこと。 ちょっと前に 「生命保険を変えた」 という話をしていた。 60代、70代になるとなかなか他に乗り換えたりしないもの。 その理由を聞くと、端的に言えば 「担当営業マンの書く字にガッカリした」 ということ。 まずその営業マンは簡単な字を間違える。 パソコン、スマホ世代の人は感じが弱い傾向がある。 私も人のことは言えないが。 さらには字が汚い。 汚くても丁寧ならまだ我慢できる。 しかし、その営業マンは丁寧に書く気も無く雑に書いたという。 年輩者からするとこういった営業マンは頼りなく感じるだろう。 その営業マンが書いた書類を見て 《なんか心配だなぁ・・・》 と思ったという。 書ける場所は会社で丁寧に書いてくれば違っただろう。 これは他の営業でも言えること。 住宅営業でも筆談が上手な人がいる。 字がきれいで、しかもフリーハンドで図面も書ける。 私の尊敬している先輩はそういうタイプだった。 しかし、これは誰もができるワザではない。 私も真似したことがあるが、字は下手だし漢字は書けない。 その上、図面も小学生レベルの精度。 これではお客様は 《ダメだこりゃ、他をあたろう》 となるのも当然だろう。 その後はその場でメモを書き、 「あとで書き直してお渡しします」 とやっていた。 筆談で商談を進めるのはハードルが高い。 得意な人は別として、無理してお客様の前で字を書く必要はないと思います。