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軌道に乗ったらポジティブなものにシフトする

昨日のブログでは 「”アンチ思考”の人が成功しないワケ」 といった話をした。 脳は”私、あなた、他の何か”を判別できない。 常に何かの失敗を願えばどうやっても成功しにくくなってしまう。 ただ、ネガティブなエネルギーも使いよう。 ライバルに対して 《アイツに負けてたまるか》 という思いは強い原動力になる。 こういった力はポジティブなエネルギーより大きかったりする。 トップ営業マンの多くも 《アイツに負けてたまるか!》 と歯を食いしばって結果を出してきた人も少なくない。 しかし、長く結果を出し続けている人は “ネガティブなエネルギー” を使い続けない。 ある時点で 《お客様のために行動する》 もしくは 《他のみんなにも上手くいって欲しい》 というように思考をシフトさせる。 だからこそ長く売れ続けるのだ。 ネガティブなエネルギーもかなりのパワーを持っている。 始めはネガティブを利用してもいい。 しかし、軌道に乗ったらポジティブなものに変えていく。 そうすることで長く結果を出すことが可能になります。

 

”アンチ思考”の人が成功しないワケ

仲間と集まった時のこと。 珍しくプロ野球の話になった。 昔は毎日 「どっちが勝った、負けた」 と話題にしたものだが、最近はほぼ話をする機会がない。 野球話で盛り上がっている中、Aさんが 「そう言えばアンチ巨人ファンにうまく行っている人は少ないですよ」 と言い出した。 もちろん周りの人は 「そんなことないですよ!」 と反論していた。 私自身も 《それは偏った意見だなぁ》 と思っていたのだ。 Aさんは 「アンチ思考の人はどうやっても長くは成功しないんです」 と言って脳科学の話を付け足した。 このブログでも “脳は人称を認識できない” といった話をしたことがある。 アンチ思考ということは常に 《あのチーム負けろ》 と敗戦や失敗を願うことになる。 ということは、それを脳は “自分が失敗しろ” と勘違いする。 確かにアンチ思考は長く成功しなそうだ。 スポーツ観戦だけであれば問題は少ない。 しかし、意識してアンチ思考は避けるようにする。 多くの成功を願う人が長く成功し続けるものです。

 

捨てる神あれば拾う神あり

昨日のブログでは 「”断られて良かったこと”を書き出してみる」 という話をした。 やってみると分かると思うが、非常に効果がある。 1つでも2つでも書ければ気分はスッキリするものだ。 私自身も思い返してみれば 《失敗経験からの方が安易にうまく行くより学びが多かった》 と実感している。 これは誰しも感じていることだろう。 気分がスッキリしたところでもう1つやって欲しいことがある。 それは “自然は真空を嫌う” ということを意識する。 何かが無くなれば別の何かが入ろうとするもの。 “捨てる神あれば拾う神あり” というように必ずその分いい事がある。 《あのお客様に断られたことでもっといいお客様に出会えた》 という経験をしているはずだ。 やり方としては、アンケートを取り出して “契約になったらいいな” というお客様を書き出す。 このリストからいいお客様にランクアップすることもあるし、 “意外なところから新規情報” が入ったりする。 大失敗や痛い敗戦を経験することもある。 それをチャンスと捉えた方がいい。 ちょっとだけ長いスパンで考えれば失敗こそ成功の元になる。 失敗経験こそ宝にしましょう。

 

”断られて良かったこと”を書き出してみる

あるお客様と商談していた時のこと。 その当時 “連続アポ” を取るように心がけていた。 そのお客様とは ・次回は間取り決め ・その翌週は資金計画の詰め ・合意の上契約 という予定だった。 こういった時はほぼ決まる。 このお客様を会社に “Sランク(契約予定日が決まったお客様)” として報告していた。 そんなある日、夜遅くお客様から 「本当に申し訳ないのですが、すべて白紙に戻してください」 という電話を頂いた。 理由を聞いてもはっきりしない。 食い下がったが、お客様がひいてしまってどうにもならなかった。 こういった断りは非常にダメージが大きい。 3日経っても、1週間経ってもなかなか立ち直れないでいた。 そこで私は “断られた理由” そして ”断られたことで良かったこと” を書き出してみた。 断られて良かったことなどなかなか見つからないが、 ・連続アポが取れても油断しないという気づきがあった ・お客様を注意深く監査する など、無理やり書いてみた。 そのことで随分とスッキリした。 断られてダメージが残った時 ”断られたことで良かったこと” を書き出してみる。 そうすることでいい気分転換になったりします。

 

《何のために嫌われることを言ったのか?》と考える

昨日のブログでは 「原因追求より“何のために断られたのか?”と考える」 という話をした。 その方が早く気分を切り替えができるも。 この考え方は “人とのコミュニケーション” でも応用できる。 同じ営業所の仲間に “いちいちムカつくことを言う奴” がいた。 カチンときて 「ふざけるな!お前の方こそ態度を改めろよ」 と言い返すことも。 これはこれで 《あぁ、なんであんなことを言ってしまったのだろう》 と後悔する。 どんなことを言われてもこちらがカッとなったら負け。 とくに頭に血が上った時は冷静な判断が出来ないものだ。 かといって我慢すれば 《チクショウ、あんないい方しやがって・・・》 といつまでもスッキリしない。 言っても言わなくても気分が悪かった。 もしあの時 《彼は何のためにわざわざ嫌われることを言ったのか?》 と考えたらどうだろう? よくよく考えてみれば私も彼と同じような欠点があった。 《あぁ、それに気づけというメッセージなのか》 と考えることも出来ただろう。 嫌な奴からのムカッとくる言葉に反応しない。 そして 《これは何を気づくためのメッセージなのか?》 と捉えてみる。 それだけでもずいぶんと気持ちは楽になります。

 

原因追求より“何のために断られたのか?”と考える

住宅営業をしていて一番こたえるのは “お客様からの断り” だった。 もちろんクレームもダメージは大きい。 ただクレームはなんだかんだ言っても最後には解決するもの。 精神的にキツイが達成感はあった。 しかし、お客様の断りはダメージが残る。 とくに 《このお客様は間違いなくいけるだろう》 というケースはダメージが大きい。 なかなか忘れられない時も多かった。 こうして調子をどんどん落としていった。 私も含めこういった場合、多くの人が 《どうして断られたのか?》 と考える。 値段が高かったのか? 提案力が足りなかったのか? それとも・・・ このように原因を探す。 もちろんこういった事も必要だが、やり過ぎればますます落ち込んでいく。 こんな時は 《何のために断られたのか?》 と考えてみる。 すると 《あぁ、○○の部分の弱さを気づかせてくれるためだったんだな》 と考えられるようになる。 原因追求ではなく “何のために断られたのか?” と考えてみる。 その方が早く立ち直れます。

 

《どう言えば盛り上がるのか?》と考えて発言する

以前のブログで 「話が盛り上がる相槌、シラケる相槌」 https://plaza.rakuten.co.jp/tuki1/diary/201707060000/ と言った話をした。 盛り上がって中、 「あぁ、そういうのってよくあるよ」 などと言いだす人がいる。 こういった人が一人でもいると場がシラケるものだ。 つい先日のこと。 子供の話になった。 友人Aは息子について 「この前、県大会に出てね。まあまあの成績だったんだ」 と話していた。 その話を聞いて仲間で 「凄いじゃないか!」 と盛り上がっていた。 そんな時のこと、友人Bが 「その大会で勝ったとしても、しょせん群馬レベルだろう」 と言い出した。 その瞬間、一気に話が盛り下がったのだ。 確かにBの言う通り。 その競技でトップになる為には全国で結果を出す必要がある。 しかし、今それを言うべきだろうか? “Aの将来の為にあえて言った” というのであればまだいいだろう。 嫌われ者になってまでも将来の為の助言をする。 これはなかなかできることではない。 しかし、聞く限りそんな気持ちは感じない。 嫉妬なのか? 自分が主役にならないと気が済まないのか? まわりのいる人たちが本当にイラッとする一言だったのだ。 結果を出す営業マンは普段から “シラケる一言” など決して言ったりはしない。 その人がいるだけで話が盛り上がっていくものだ。 会話の際 《どう言えば盛り上がるのか?》 と考えて発言をするようにぜひチャレンジしてみてください。

 

その後”報告してくれる人”は好かれる人

いつも結果を出していた先輩のこと。 契約を取るのはもちろん、お客様と “いい関係” を構築していた。 はたから見ていて 《どうみても先輩のミスだ》 と思っていても、お客様は怒っていない。 「ほんと勘弁してくださいよぉ〜」 と笑いながら許してくれる。 一方、私は違った。 ちょっとしたミスでも 「これ以上のミスがあった場合、上の人を呼んで頂きますよ!」 などと言われる。 先輩を見ながら 《どうしてこうも違うのか・・・》 と不思議に思っていたものだ。 その先輩は電話好き。 見込み客にも電話するが、メインはオーナー客。 ちょっとしたことでもすぐに報告する。 時には 《そんなことはいらないだろう》 と思うことまで。 細かい事までよく報告していた。 今から考えるとこれで関係を構築していたのだと思う。 今、いろいろな方とやり取りをさせて頂く。 多くの方はそれっきり。 報告をしてくれる人がいかに少ないかを実感している。 ということは “報告をする人は好かる” ということになる。 どんなことでもしっかり報告する。 私もそう心掛けて行動したいと思います。

 

何を用意したかよりも“自分がどんな状態なのか”が大切

昨日のブログでは 「”30分前に行く”で人生が変わった人」 という話をした。 それを聞いた時は 《えっ?そんなことで》 と思ってしまった。 もっと別のカッコイイノウハウだと思っていたから。 しかし昨日の彼は30分余裕を持って向かうことにより、 “いい精神状態” で商談に臨めるようになった。 実はこれは非常に大きいこと。 せっかくいいプレゼンを用意しても 《あのやろう、割り込みやがって!》 などとイライラしながら向かったのでは上手く説明できない。 せっかく準備したものも台無しになってしまう。 何を用意したかよりも “自分がどんな状態なのか?” という方が影響力は大きい。 さらに効果はそれだけではない。 彼は嬉しそうに 「性格も変わっちゃいました」 と言っていた。 どちらかというと気性が荒かったのだが、 「かなり穏やかになりましたよ」 と言っていたのだ。 今までは他部署の人とよくぶつかっていた。 しかし、ゆっくり余裕を持って行動する習慣が身に着くことで “余裕を持った対応” ができるようになったというのだ。 これはすばらしいことだ。 私自身もゆっくり余裕を持って生活するように心がけたいと思います。

 

”30分前に行く”で人生が変わった人

研修先でのこと。 打上げで飲みに行った営業マンから 「菊原さんのアドバイスで人生が変わりました!」 と言われた。 これほど嬉しい事はない。 どんなアドバイスだったか、尋ねると 「お客様のアポには30分前に行く、ということですよ」 と言っていた。 ちょっと予想していない回答だった。 私はてっきり、営業レターやトーク設計図だと思っていたから。 しかし、そんなことではなく “アポには30分前に行く” というものだった。 その後、詳しい話を聞いた。 彼は元々、性格が荒い方で運転も荒かったという。 いつもお客様のところへギリギリで向かうため、結構無理をする。 割り込んだり、追い抜かしたりと。 運転でイライラするから到着するまでに疲れてしまうのだ。 それから30分前に行くようにした。 すると、ゆっくり向かえるようになる。 今までイライラ運転していたのがウソのよう。 他の車を入れてあげたり、譲ったり。 今までしなかったことをするようになった。 当然、精神状態もいい。 お客様といい状態で商談できるようになった。 それからずいぶんとうまく行くようなったという。 時間に余裕を持つ。 私も必ずやっている事だが、一度この心地よさを味わうとやめられない。 約束ギリギリに向かっている人はぜひ一度やってみてください。

 

物知りになっても使える知恵は身につかない

著者仲間とお会いした時のこと。 以前、私の本を送ったことがある。 その方は 「営業の本はあまり興味ないのですが、菊原さんの本はちゃんと読みましたよ」 と言ってくれた。 その言葉に喜んでいると、続けて 「速読で5分でね」 と言った。 思わずズッコケたが。 その方には悪気はない。 むしろ正直で好感をもった。 その方は私の本は5分で読んだが、気に入った本は 「本によっては1冊1ヵ月かけます」 という。 理由は 「分からない文章をとことん調べるから」 と言っていた。 サラッと読めば知識は増える。 ちょっとした物知りにはなれるだろう。 しかし、本当の意味で使える知識にはならない。 《この文章はどういう意図があるのだろう》 と何日も考える。 その結果、身につけた知恵は価値があるものだ。 本で見つけた一文をとことんまで考える。 そうした時間の方がサラッと10冊読むより身になるものです。

 

成功の神様はどんな人に成功を注ぎ込むのか?

自己啓発系の本を読んでいると、夢実現について 「器が準備できた時に注がれる」 といった表現が出てくる。 自分自身が “その夢を現実化するのにふさわしい人間” になった時にそのチャンスが訪れるもの。 こういった話を知った時、あることを思い出した。 大学時代にバイトで “馬車道” という地元のファミレスで働いていた。 今はほぼなくなってしまったが、群馬県、埼玉県の人なら知っているかもしれない。 そのバイト先の先輩から 「お客様の水を切らさないように」 とよく注意されていたものだ。 水差しを持って一周する。 水が無くなり、通路側に置いているお客様もいる。 そういったお客様にはスッと水を補充できる。 水を全く飲んでないお客様や奥においているお客様には言われない限りは継ぎ足さない。 やはり準備しているお客様には継ぎ足しやすいものだ。 もし成功の神様がいて、 《誰に成功を注ぎ込もうか》 と悩んでいたとする。 器がいっぱいだったり、注ぎにくい場所に置いたりしたのではスルーされる。 やはり注ぎやすい人を優先するだろう。 やはりチャンスは準備している人のところやってくる。 今日も出来ることをしっかり行い、そのための準備をしたいと思います。

 

好きで繰り返し読んだ本を再度読み返してみる

本棚を整理していた時のこと。 ある1冊のビジネス書を手にして 《この本好きだったなぁ》 と思い出していた。 10年以上前なのだが、めずらしく繰り返し読んだ本。 さらに音声教材も購入していた。 《さすがにこの本から新しく学ぶ事はないだろう》 と思いながらパラパラとページをめくった。 するとまず1ページ目のはじめにの中に 《まさに今知りたいことだ!》 という一文を見つけた。 さらには1章が終わるまでに間に “ポケットサイズのメモ帳がいっぱい” になるほどのアイデアを発見できたのだ。 30分前に 《さすがにこの本はもういいだろう》 と思った自分を心から恥じた。 考えてみればどんな知識も10年も覚えているはずもない。 また使えていないノウハウもたくさんある。 読み返すことで 《あぁ、これだったなぁ》 という気づきが必ずあるもの。 好きで繰り返し読んだ本を再度読み返してみる。 その当時とは知識量も状況も異なっている。 間違いなく素晴らしい発見があります。

 

自然に情報が集まる人、集まらない人

知人と話をしていた時のこと。 知人には二人の息子がいる。 簡単に言えば長男は優秀で、二男は問題児。 《兄弟でここまで差ができるのか!》 と親でも驚くほどの差だという。 その差についてこんな話をしていた。 知人「長男は子供のころから話が分かるタイプでして」 私「優秀なんですね」 知人「”この子だったら話をしても分かる”と思われているからみんながいろいろ話をしてくれたんですよ」 私「情報が自然に集まるタイプなのですね」 確かにこういう子供はいる。 娘の同級生でも、幼稚園時代に 《この子だったらちょっと難しい話をしても理解できる》 と思ってキチンとした話をしたことも。 こうしてどんどんいい情報を身につけていく。 一方、二男は全く別タイプ。 知人はため息交じりに 「話が理解できないし、そもそも聞く気もないんですよ」 と言っていた。 親類の子供でも話をしても “ふざけて話にならない” というタイプもいる。 こうなると大人がまともに扱ってはくれない。 だから成長がすこぶる遅いのだ。 子供のうちならば “子供らしくてかわいい” と許される。 しかし、そのまま大人になったらどうだろうか? 意外にも話を聞く気が無いタイプは少なくない。 あなたのまわりにも何人か思いつくだろう。 “この人なら理解してくれる” と思うからこそとっておきの話をしてくれるもの。 相手の話を素直に受け入れられる人になりましょう。

 

結果が出なかったのは”ルールが変わったから”ではない

娘の塾の見学に行った時のこと。 A塾の説明会で講師が話をしてくれた。 その講師は 「実は昨年は合格率が下がってしまったんです」 と言いながらパワーポイントで数字まで出してきた。 その時は 《包み隠さず正直でいいな》 という印象を持った。 “自己開示”の効果なのか、それとも ”デメリット・メリットトーク”なのか? とにかくその時点では好印象だった。 しかし、その後が問題。 その講師は 「いやぁ〜去年はルールが変わりましてね。散々でした」 と言い出した。 ルールが変わったのは他の塾も同じこと。 それが”合格率が下がった理由”にはならない。 なにより “ルールが変わったら対応できない” というスタンスはちょっと違う。 そうではなく 「当塾はルールが変わっても対応できる力をつけさせます」 と言ったらずいぶんと印象は変わっただろう。 営業マンにも 「○○に変わったので結果が出ませんでした。本当にツイていませんでした」 などと言う人もいる。 社長でもいるが。 ルールが変わっても結果を出す人はたくさんいる。 それが理由にはならない。 状況が変わっても対応できる力をつける。 不運を呪うのではなく本当の実力をつけるようにしましょう。

 

手かかかる部下の方がかわいい理由

プレマネ研修をさせて頂いた時のこと。 ワークをしている中で 「天然でちょっと抜けたような新人の方がかわいい」 といった意見が出た。 すると他のプレマネも 「そうなんだよ、おバカな部下の方が扱いやすいんだ」 と激しく同意していた。 確かに “クールで話しかけにくい部下” とは距離が縮まないものだ。 “手かかかる部下の方がかわいい” というのはよく言われること。 その時に 《でもどうしてなんだろう?》 と疑問に思った。 そのテーマで少し話し合ったところ、ある方が 「そういう部下はろくに調べないうちに”これどうやるのですか?”と聞いてくるんだ。でもそれがいいコミュニケーションになっている」 と発言した。 その意見を聞いて 《なるほど》 と納得した。 20代前半の営業マンは子供のころから情報がすぐに手に入る状態だった。 だから分からないことがあると、まず 《ネットで調べよう》 と行動する。 なにも自分で調べるのが悪いと言っているわけではない。 ネットで調べたとしても、先輩や上司に 「これ教えてください」 と聞いて欲しい。 上司は若い営業マン達からの質問を待っているものです。

 

トークではなくトップ営業の話し方を真似してみる

ちょっと前のテレビ番組で “住宅展示場をまわって最新の設備を探す” といった企画をしていた。 芸能人が次々にハウスメーカーや工務店の展示場に入って話をきく。 そこに出てくる営業マンはおそらく “トップ営業マン” だろう。 その会社としてもいい印象を与えたい。 まずダメ営業マンを登場させることはない。 そのトップ営業マン達はいろいろだが、1つ共通点がある。 それは “ゆっくり落ち着いて丁寧に話をする” といったこと。 説明していることはそれぞれ違うが、聞いていて 《なんか安心する》 といった感じを受けた。 早口で甲高い声の人もいない。 もちろん、まくし立てるような人も一人もいなかった。 メラビアンの法則では “声の質が38%占めている” といったものがある。 それは55%のボディランゲージに次ぐもの。 やはり声の印象は大きいものだ。 トップ営業マンが何を話しているのか? ではなく話し方を真似してみる。 その方がいい結果につながると思います。

 

お客様の言葉ではなく”行動”で判断する

昨日のブログでは 「鳥瞰的に物事をとらえることで真実が見えてくる」 といった話をした。 これはお客様との関係でも言える。 あるお客様と商談していた時のこと。 そのお客様は木造派。 どんなに鉄骨の良さを説明しても 「鉄は錆びますし、何より冬寒いですから」 などと言い出す。 図や資料を使って説得しても 「いやいや、そう言われましても」 と納得しない。 商談を続けながらも 《さすがにこのお客様は決まらないだろう》 と思っていた。 しかし、なんだかんだ言っても次も会ってくれる。 それも毎週。 “鉄骨のことを良く言わない” といった部分を除けば “決まるお客様” のパターンだった。 それに気がついた時、 《鉄骨を好きになってもらうように説得しよう》 と思わなくなった。 それからお客様は変に攻撃してこなくなった。 結局、このお客様は契約してくれたのだ。 なんだかんだ文句を言っているのにアポが続くお客様がいる。 こういったお客様は決まる確率が高い。 お客様の表面的な言葉で 《これはダメだろう》 など諦めてはならない。 客観的に状況を見ることで正しい判断ができるようになります。

 

鳥瞰的に物事をとらえることで真実が見えてくる

ある通信講座の会員さんのこと。 通信講座はメール相談の特典がある。 営業レターのチェックから営業活動の悩みまで。 いろいろと相談にのっている。 その会員さんはどういうワケが 《ちょっとイラッとするメール》 を送ってくる。 半分相談で、あと半分は 「その通りになりませんでしたよ」 といった感じのクレーム。 その表現もいかにも “売れないのは菊原さんのせいです” といった感じだった。 それも敵意むき出しでクレーマー的な感じ。 経験上、こういったタイプの人が結果を出すことはない。 ガマンしながら対応していた。 しかし、こういった人に限ってたくさんメールを送ってくる。 メールボックスの名前を見るだけで 《またかぁ・・・》 と深いため息をついていた。 さんざん、やり取りしている時にフッと 《でもこの人も私を頼っているんだよな》 という気持ちになった。 考えてみれば私の事を本当に嫌いなら本を買うことも無ければ会員になることもない。 他の誰かに相談するだろう。 何となくその人の気持ちを理解した途端 “クレーム的なメール” が届かなくなった。 もしかしたら私の返信に気持ちが表れたのかもしれない。 だとしても不思議な感覚だった。 敵意があるような人も客観的に見れば 《本当に嫌いだったら話かれもしないはずだよな》 と気がつくこともある。 冷静に鳥瞰的に物事をとらえることで真実が見えてくることもあります。

 

デジタルツールは便利だが諸刃の剣

今まであまりラインは利用していなかった。 少し前にグループラインに入って欲しいとのことで使うようになった。 いろいろなカテゴリーがあり、複数のグループに入っている。 その中でいろいろとやり取りするのだが、つくづく 《嫌な人は無視されるものだ》 と感じている。 あるグループの中に 《この人はちょっとなぁ》 という人が入っている。 リアルのコミュニケーションでも 《今それを言ったらダメだろう》 という空気が読めないことをしてしまう人。 これはラインでもそう。 《ここでそのコメントをするのかぁ》 といった書き込みをしてしまう。 当然、無視されるのだが。 本当に残念でならない。 こういった人がラインを利用すると “より早く、そして広く” 嫌さが伝わってしまう。 デジタルツールは便利だが諸刃の剣。 便利な反面、大きな被害を受けることになる。 私自身も使い方にはより気をつけるようにしたいと思います。

 

環境を変えても失敗を繰り返してしまう理由

テレビ番組で “左で書いても足で書いても自分の字に似てくる” といった話をしていた。 骨折して右利きの人が左で書く。 もしくは何かの事故で手が使えなくなり足で字を書く。 それでも自分の字と同じようになっていくという。 その理由として 「字は脳が記憶している」 といった話をしていた。 確かにそんな感じがする。 営業をしていて 「こんな会社では俺の力を発揮できない!」 と言って転職していく人がいる。 私の知り合いにも多いが。 時にはそれで成功する人もいるだろう。 しかし、私が知っている人達は “同じ失敗” を繰り返している。 転職しては辞め、また転職する。 そのたびに 「ひどい会社だったよ。あんな会社潰れればいい」 などと捨て台詞を吐く。 これではなかなかうまく行かないだろう。 環境を変えても自分が変わらなければ同じ失敗を繰り返することになる。 会社のせいにする前に 《今の自分にできる事はないか?》 と問いかけ行動するようにして欲しいです。

 

話が盛り上がる相槌、シラケる相槌

仲間と話をしていた時のこと。 Aさんが面白い話をしていた。 みんなで 「それは凄いね!」 などと言って盛り上がっていた。 盛り上がりピークに達したころ、Bさんが 「そういうのよくあるよね」 とボソッと言った。 その瞬間、一気にシラケた。 共感を得るために 「そういうケースもありますよ」 と言ってあげるのはいい。 警戒しているお客様に対して 「そういったお客様もたくさんいらっしゃいますから」 と言うことで安心する。 しかし、盛り上がっている時には向かない。 《とっておきの話だ!》 と思っている相手に “そんな話はよくある” などと言ってはならないのだ。 結果を出している営業マンは話を盛り上げてくれるもの。 普段の会話から 《どう相槌を打てば相手が気持ちよくなるか?》 と考え、練習してほしい。 気づいた時にはお客様との商談も格段に盛り上がるはずです。

 

不平不満を吐き出すか? 溜め込むか?

ダメ営業マン時代のこと。 何よりも休み前の飲み会を楽しみにしていた。 その理由は思いっきり愚痴れるから。 ダメ仲間と集まり、 「商品が悪い」 「上司とやり方が悪い」 「値段が高すぎる」 「スタッフが協力的ではない」 などなど。 不平不満ばかり言っていた。 その時は一瞬スッキリする感じだ。 しかし、翌日には 《はぁ、またやっちゃった・・・》 と二日酔いと共に強烈な自己嫌悪に陥った。 人によっては 「不平不満を溜めると体に良くない。思いっきり吐き出した方がいい」 と言う人もいる。 確かにそれは言えること。 しかし、私は違う見方をしている。 不平不満はネガティブなエネルギー。 と言ってもエネルギーであることには違いない。 しかもその力は強い。 このエネルギーを 《この不満をお客様の為の良い行動にぶつけよう》 などいい方向へ利用したほうがいい。 会社が嫌いなら、思いっきりお客様が得するように考えればいいのだ。 不平不満を吐き出すのではなく、ある程度ため込む。 その方が自分の為になり、人の為にもなる。 不平不満をぶつけられた相手もキツイし。 ネガティブなエネルギーをいい方向へ利用しましょう。

 

歳をとると1年経つのが早く感じる理由

人との会話の中で 「歳をとると一年経つのが早い」 といった話がよく出てくる。 誰しも聞いたことがるだろう。 確かに30歳の時より40歳を過ぎた1年の方が 《1年あっという間だった》 という感じがする。 この理由について知人が 「経験を積むと意識しないで生活できるようになります。無意識で生活すると記憶に残らないんです。それが早く感じる理由です」 と言っていた。 それを聞いて 《記憶に残らないから短く感じるのかぁ》 と納得した。 “意識しないで生活する” 場合によってはいい事もある。 いい習慣などは無意識にできた方がいい。 しかし、仕事や家族との時間はそうではない。 《この日が特別なんだ》 と思って味わった方がいい。 今年も半分以上過ぎた。 年末に 「あれもう一年経つのか、早いなぁ・・・」 と言わないように1日1日を大切にしたいと思います。

 

“何のために続けているのか?”を明確にする

昨日のブログでは 「クシャミ1発ですべて台無しに」 という話をした。 イタイ経験をきっかけに習慣化することもある。 やはり継続のためには “何のために続けているのか?” という信念をハッキリさせることが大切になってくる。 たとえばジョギングを始めたとする。 Aさんは 「なんとなく健康にいいから」 と始め、Bさんは 「テニスで試合に勝つため」 と始めた。 間違いなくBさんの方が長続きするだろう。 意志が強いとか弱いという問題ではない。 私自身、訪問が大嫌いだった。 ほぼ成功経験がないから。 その逆に 《こんなに屈辱的な思いをするなら死んだ方がマシ》 と思った事は何度もある。 だからこそ 《お客様に役立つ情報を作成し、毎日送る》 と思えた。 その方が何倍も充実した活動だった。 他の人から 「よく毎日営業レターを出せましたね」 と言われたことがあったが、訪問活動に比べれば何でもなかった。 “何のために続けているのか?” ということをしっかり考え、書き出してから習慣をスタートする。 意志が弱いという方も必ず習慣化できるはずです。

 

クシャミ1発ですべて台無しに

久しぶりに知人にお会いした時のこと。 知人は見るからに引き締まっていた。 “歳を重ねるごとに魅力的になっていく” そんな理想形のような感じだった。 私がそのことについて 「何か運動されているのですか?」 と質問すると 「毎日運動とストレッチをやっていますよ」 と答えた。 やはり積み重ねなんだと感じた。 そのきっかけを聞いたのだが、面白い。 数年前に “クシャミ1発ですべて台無しにした経験” が発端となっているという。 知人はある朝、何気なくクシャミをした。 その瞬間、ビキッと電気が走りギックリ腰に。 その週はセミナーツアー初日。 バンテリンサポーターで腰を固め、やっとのことで講演した。 しかし、その時の講演は出来が悪く仕事先の信用を失った。 さらに無理をしたため腰を悪化。 前から計画していた友人とのゴルフもキャンセル。 その後、仕事もプライベートもうまく行かなかったという。 それからは “クシャミごときでギックリ越しにならない体をつくる” と決意し、運動を続けているという。 私も少し前にちょっとした動きで腰を痛めた。 幸い仕事やゴルフに支障はなかったが。 ちょっとしたことではビクともしない。 そんな体作りをしたいと思います。

 

”習慣の見える化”も知っているけどやっていないノウハウ

個人コンサルティングをさせて頂いた時のこと。 その方は 「習慣化がどうしてもできなくて」 と言っていた。 《これはいいぞ!》 と思って実行しても、習慣化しなくては結果はついてこない。 それは十分に理解しているが、なかなかできないという。 こういった方も少なくない。 そこで私は 「習慣化させたいことを紙に書いてリストアップしてみたらどうでしょうか?」 とアドバイスした。 まあ、当たり前のノウハウだが。 すると、意外にも 「それいいですね!早速やってみます!!」 と初めて知ったかのように感動してくれた。 “習慣化のために紙に書いて見える化する” これも “知っているけどやっていないノウハウ” の1つだと思う。 リストアップしておけば目にする機会が増え、まず実行率は高まる。 これだけでも効果があるだろう。 さらにはやらなかった日は 《あぁ、今日は○○をしなかったなぁ》 とやらなかったことを自覚する。 この効果も大きい。 習慣化できない時は “やらなかったこと” すら思い出せなくなる。 こうして時間が経つごとに消えてなくなってしまう。 習慣化したいことをリストアップする。 そしてチェックマークをつけるようにしてみる。 それだけで実行率はかなり高まります。